特に注意いただきたい副作用
食欲減退
- 国内第Ⅱ相試験(NCCH1508試験, REMORA)で高頻度に発現し、休薬や減量を要する事象が認められました。
- 食欲減退が発現した場合は、症状に応じて速やかに休薬又は減量等の適切な処置を行ってください。
■副作用の発現状況
国内第Ⅱ相試験(NCCH1508試験,REMORA)における食欲減退の副作用の発現状況は下表のとおりです。
国内第Ⅱ相試験 (NCCH1508試験, REMORA)における食欲減退の副作用
例数(%)
■副作用の発現時期
国内第Ⅱ相試験(NCCH1508試験,REMORA)における食欲減退の初発までの期間[中央値(最小値, 最大値)]は41.5日(2日, 309日)でした。
■食欲減退の対策
- 強い食欲不振が認められた場合、主治医に伝えるように指導してください。
- 忍容できないGrade2*又はGrade3が認められた場合、本剤を休薬して症状がGrade1以下に軽快後、1段階減量して本剤投与を再開してください。
*Grade3には該当しないが、医師・患者が減量・休薬を必要と判断した場合