
- 更新情報
- 2022年9月14日 「指導箋」1件追加しました。


- 製品情報
- 錠形ラインナップ
- 電子添文
- 安全性情報
- 指導箋
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アリセプト製品概要
1)製品名 - アリセプト錠3mg・5mg ・10mg
- アリセプト細粒0.5%
- アリセプトD錠3mg・5mg・10mg
- アリセプト内服ゼリー3mg・5mg・10mg
- アリセプトドライシロップ1%
2)一般名 ドネペジル塩酸塩錠・ドネペジル塩酸塩細粒・ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠・ドネペジル塩酸塩製剤 3)効能·効果 アルツハイマー型認知症及びレビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制 4)用法·用量 - アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制:
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【アリセプト錠・アリセプトD錠・アリセプト内服ゼリー】
通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量し、経口投与する。
高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。【アリセプト細粒】
通常、成人には1日1回0.6gから開始し、1~2週間後に1.0gに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、1.0gで4週間以上経過後、2.0gに増量する。なお、症状により適宜減量する。【アリセプトドライシロップ】
通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mg(本剤0.3g)から開始し、1~2週間後に5mg(本剤0.5g)に増量し、経口投与する。
高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mg(本剤0.5g)で4週間以上経過後、10mg(本剤1.0g)に増量する。なお、症状により適宜減量する。 - レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制:
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【アリセプト錠・アリセプトD錠・アリセプト内服ゼリー】
通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量し、経口投与する。5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により5mgまで減量できる。【アリセプト細粒】
通常、成人には1日1回0.6gから開始し、1~2週間後に1.0gに増量し、経口投与する。1.0gで4週間以上経過後、2.0gに増量する。なお、症状により1.0gまで減量できる。【アリセプトドライシロップ】
通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mg(本剤0.3g)から開始し、1~2週間後に5mg(本剤0.5g)に増量し、経口投与する。5mg(本剤0.5g)で4週間以上経過後、10mg(本剤1.0g)に増量する。なお、症状により5mg(本剤0.5g)まで減量できる。
5)主な副作用 - 軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症に対する主な副作用
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食欲減退(1.79%)、悪心(1.76%)があります。
※軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症承認時、及び再審査終了時[使用成績調査]
- 高度のアルツハイマー型認知症に対する主な副作用
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食欲減退(8.81%)、悪心(8.03%)、嘔吐(6.99%)、下痢(4.92%)があります。
※高度のアルツハイマー型認知症承認時
- レビー小体型認知症に対する主な副作用
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パーキンソニズム(6. 65%)、転倒(3. 76%)、悪心(3. 47%)、下痢(3. 47%)、便秘(3.47%)、食欲減退(3.18%)があります。※レビー小体型認知症承認時
- 軽度・中等度のアルツハイマー型認知症承認時及び再審査終了時(使用成績調査)、高度のアルツハイマー型認知症承認時、レビー小体型認知症承認時におけるアリセプトの副作用の発現状況はこちらをご覧ください。
錠形ラインナップ
- フィルムコート錠
アリセプト
錠3mgアリセプト
錠5mgアリセプト
錠10mg
- 口腔内崩壊錠
アリセプト
D錠3mgアリセプト
D錠5mgアリセプト
D錠10mg
- 内服ゼリー剤
アリセプト
内服ゼリー3mgアリセプト
内服ゼリー5mgアリセプト
内服ゼリー10mg
- 細粒剤
アリセプト
細粒0.5%
- ドライシロップ剤
アリセプト
ドライシロップ1%
電子添文
安全性に関する情報
Pick Up
アリセプトについて
レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症

- レビー小体型認知症とは 主な症状・チェックリスト・ご家族の対応ポイント
- アルツハイマー型認知症とは 主な症状・チェックポイント
- 記憶障害、注意障害等の具体例 認知症ケアについて様々な立場・施設での取り組みを紹介
診断方法
- 改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)のご紹介
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長谷川和夫先生ご本人より、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)を解説いただいた動画もご覧いただけます。
HDS-Rとは- 9項目の設問で構成された簡易知能評価スケール。
- 30点満点中20点以下だと“認知症疑い”となり、21点以上を非認知症、20点以下を認知症とした場合の感受性は0.90、特異性は0.82(*1)。
- MMSEとの並存的妥当性も高く、両者を同一症例に行った際の相関値は0.94(*1)。
(*1)加藤伸司ら:老年精神医学誌,2,1339-1347(1991)
- レビー小体型認知症に関する適応追加
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レビー小体型認知症に関する適応追加に関する情報をご紹介しています。
- レビー小体型認知症(DLB)の臨床診断基準(2017年改訂版)
- レビー小体型認知症(DLB)の臨床症状(2017年改訂版)
- レビー小体型認知症(DLB)のバイオマーカー(2017年改訂版)
- レビー小体型認知症(DLB)の臨床診断基準・臨床症状・バイオマーカー(2017年改訂版)
- 監修:
- 横浜市立大学 名誉教授 小阪 憲司 先生
- 東北大学 名誉教授 森 悦朗 先生
- 大阪大学大学院医学系研究科 精神医学分野 教授 池田 学 先生
- 認知症診療で用いる評価スケール ~アリセプト エビデンスの素~
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認知症の診断において、問診や一般内科学的、神経学的な診察は基本ですが、さらに認知障害の程度を評価する知的機能検査が補助診断や治療効果の判定などに有効です。
本ページでは、さまざまな知的機能検査法のうち、信頼性、妥当性が高く、比較的短時間に施行できる代表的な検査法を中心に選び、一部脳画像検査法も加えて実地臨床に役立てられる評価スケールをご紹介しています。監修:東京医科大学 高齢診療科教授 羽生 春夫
クリニシアン
「クリニシアン」は、昭和28年創刊のエーザイ株式会社の定期刊行誌です。
臨床医家の先生方に、日常の診療でお役に立つ最新の医薬医療情報をお届けしたいと考えております。