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画像解析精度をさらに高めた
「ブイエスラド アドバンス」
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従来の「ブイエスラド プラス」を進化させた「ブイエスラド アドバンス」は、DARTELを含めたSPM8の導入により、「ブイエスラド プラス」と比較し、画像解析精度が向上し、より精度の高い脳萎縮評価支援情報の提供が可能となりました。 |
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「ブイエスラド プラス」との違い |
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※1 SPM8:ロンドン大学脳画像学科によって開発された機能画像解析用ソフトウェア。SPMはStatistical Parametric Mappingの略。 ※2 DARTEL(Diffeomorphic Anatomical Registration Through an Exponentiated Lie algebra"累乗リー代数を用いた微分同相解剖学的レジストレーション"):解剖学的標準化をより精密に向上させたもの。SPM8から標準ツールとして用意されている。 |
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解析成功率の向上(除外症例の減少) |
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「ブイエスラド プラス」で解析困難とされた画像でも解析可能となるケースが多くみられます。 (低信号領域が広範囲にみられる、脳室が拡大している、など)
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評価指標の拡大(白質評価等) |
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画像解析精度が向上したことから、これまでの評価項目に加え、白質評価も可能になりました。
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「ブイエスラド プラス」とは解析結果が異なりますので、結果の比較を行う場合は、横断評価・縦断評価のいずれにおいても、必ず同一バージョンをご使用ください。 |
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主な新機能 |
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- ◆白質解析結果の表示
- 白質の全脳萎縮割合とスライス断面の萎縮表示が確認できます。
※慢性虚血性白質変化(T2強調像やFLAIR像で確認できるもの)は評価困難です。 ※白質に関心領域、脳表表示はありません。
- ◆灰白質評価指標の拡大
- 関心領域の左右別評価が確認できます。
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- ◆指標:VOI間萎縮比の追加
- 脳萎縮に関して、内側側頭部の萎縮と背側脳幹の萎縮で何れの萎縮が目立つかを確認できる指標です。
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VOI間萎縮比は、灰白質と白質の両方の組織を確認する必要があります。 理由は、VOI間萎縮比算出のために追加した関心領域「背側脳幹」は、灰白質・白質が混在した組織であるためです。 このことは、先行研究報告でも示されています。 |
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ご使用方法 |
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VOI間萎縮比は、背側脳幹の萎縮と内側側頭部の萎縮の何れの萎縮が目立つかという情報を示す指標です(従来の「VSRAD advance 2」の指標です)。何れの萎縮が目立つかを評価することが好ましい場合に、診断支援情報として貢献できる可能性があります。
ただし、健常者では分母の値が小さく、VOI間萎縮比が高値となることが考えられますので、あくまで認知症、とくにADやDLBが疑わしい場合にご参考ください。また、「内側側頭部VOI内萎縮度」の値が2未満の際にご使用いただくことを想定しています。
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その他の追加機能 |
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カテゴリ |
追加機能 |
機能概要 |
処理エラー回避 |
高信号値抑制 |
被検者の脳MRI画像で、脳表部分の信号値が極端に高い場合、組織分割に失敗するケースがあるため、自動的に高信号部分を抑制します。 |
画像表示 |
被検者脳照合 |
被検者の脳MRI画像とZスコアマップ画像を同時に確認できます(白質も同様の画面が表示されます)。 |
ユーザビリティ 改善 |
組織分割結果 アラート表示 |
組織分割の失敗確率が高い場合、解析結果画面、レポートにアラートが表示されます。 |
処理結果データ検索・書き出し機能 |
処理済の結果データを被検者名・患者IDをもとに検索・CSV一括出力することができます。検索結果について、最大4件まで解析結果をまとめて開くこともできます。
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画像リスト保存 |
「ブイエスラド」再起動時に、直前に読み込んだ画像リストを保持することができます。 ※初期設定には含まれていません。 |
画像リストからの 結果表示 |
画像リストに解析済のデータがある場合、リストから直接表示可能となります。 |
Zスコアマップ表示の設定部折りたたみ |
解析結果画面(Zスコアマップ表示)で、画面左の設定部分を非表示にできます。 |
ワークフォルダ出力 フォルダ名の拡張 |
解析結果の出力フォルダ名を自由に決めることができます。 |
受付番号の表示 |
解析結果画面、レポート等にMRI画像の受付番号(Accession Number)を表示します。電子カルテ等のシステムで、受付番号を用いて被検者管理を行っている場合に役立ちます。 ※「ブイエスラド アドバンス」の結果を他のシステムに送信する機能はありません。 |
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