入力画像の確認ポイント
「ブイエスラド」の処理結果には、入力MRI画像が大きく影響します。
処理結果のバラツキ、異常値が多いなど処理結果が安定しない場合は、以下の確認ポイントを改めてご参照ください。次のうち、1つでも当てはまる場合は灰白質抽出が適切に行われず、異常処理結果(高値もしくは低値)となることがあります。
 ボタンを押すと、確認方法が表示されます。
「ブイエスラド」で推奨される画質レベルの画像
「ブイエスラド」で推奨される画質レベルの画像
撮像した画像確認のポイント
灰白質と白質のコントラストが良いか
 
画像にムラがないか
 
SNRが良いか
 
アーチファクトがないか
 
T1強調像で低信号領域が広くみられないか
 
脳室が拡大していないか
(参考)「ブイエスラド」に求められる入力画像要件
灰白質と白質のコントラストが良い
画像にムラがない
3次元T1強調像
矢状断(sagittal)
全脳をカバー(スラブ厚16~18cm程度)
画素数256×256程度
スライス厚0.8~1.5mm程度
AC-PCラインが水平に近い(顎があがっていると処理エラーを起こすことがあります)
※自動補正フローにより処理失敗を回避できることがあります

※画像の無断転載を堅く禁じます