入力画像の確認ポイント
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灰白質と白質のコントラストが良いか確認する方法
元画像の比較
□コントラストが低い例
□推奨例(参考)
コントラストが低い例を、推奨例と比較すると、灰白質と白質のコントラストがはっきり出ていないことがわかります。
推奨例では、灰白質と白質のコントラストがはっきりでています(拡大画像のAとBに着目)が、コントラストが低い例では、灰白質と白質の境があいまいになっています。
このような場合、灰白質を正しく抽出できないことがあります。(次項「灰白質抽出結果の比較」を参照)
灰白質抽出結果の比較
□灰白質抽出失敗例
元画像(T1強調像)
灰白質抽出結果
□灰白質抽出成功例(参考)
灰白質抽出結果
元画像(T1強調像)
ブイエスラドで推奨される画質レベルの画像
※灰白質抽出失敗例と同一人物ではありません
※推奨例で掲載している画像の灰白質抽出結果ではありません
□解説
灰白質抽出成功例と失敗例を示しています。
それぞれ、元のT1強調像と、それに対応する灰白質抽出結果を示しています。
(失敗例では下が灰白質抽出結果、成功例では上が灰白質抽出結果となっています)
成功例では灰白質と白質の分離が十分になされているため、灰白質部分がはっきりと白く表示されています。
これに対し、失敗例(コントラストが低い画像の灰白質抽出結果)では、 灰白質と白質が十分に分離されず、灰白質部分が白と黒の中間色で表示されてしまっています。

※画像の無断転載を堅く禁じます