解析成功率向上の参考症例-2
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紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様の結果を示すわけではありません。
広範囲な萎縮かつ脳室拡大により、「ブイエスラド プラス」で解析に失敗した症例
「ブイエスラド プラス」では、脳の広範囲が萎縮し、かつ脳室拡大もみられる場合、大半が異常処理結果となりましたが、「ブイエスラド アドバンス」では、回避できるケースが確認されています。

※このような症例では、組織分割の灰白質抽出は適正に行われるものの、白質抽出はきちんとなされないケースがあるため、白質評価結果をご確認の際にはご注意ください。
「ブイエスラド プラス」で解析に失敗した同一症例
組織分割がきちんとなされています。
弁蓋部の広範囲な萎縮、脳室拡大の影響により、組織分割に失敗しています。白質の大部分が灰白質と誤認識されています。
異常処理結果が回避されました。
組織分割の失敗により、異常処理結果となっています。脳全体に萎縮が広がっているように表示されます。
「ブイエスラド プラス」と比較し、解析成功率が向上しましたが、全ての同様の症例で解析可能となるわけではありません。必ず途中処理の組織分割結果をご確認ください。
症例提供:東京医科大学病院 高齢診療科 金高 秀和、羽生 春夫

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