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■2012年2月20日 解析画像ファイルの確認について


VSRADシステムサポートセンターでは、処理エラーや異常処理結果などのお問合せに対し、必要に応じて被検者の画像をお預かりして確認させていただいております。上記のような事例がありましたら、下記ご参照の上、まずはお気軽にお問合せ下さい。


▼画像の確認ポイント

お問合せいただく前に、入力画像についてご確認下さい。また、「留意すべき画像事例紹介」ページもご参照下さい。

・灰白質と白質のコントラストは良いか
・画像にムラが見られないか 
・アーチファクトが見られないか 
・T1強調像で梗塞による低信号領域が見られないか
・矢状断(sagittal)であるか
・全脳をカバー(スラブ厚16-18cm程度)しているか
・画素数は256×256以下となっているか
・AC-PC lineが水平に近くなっているか
※自動補正フローにより処理失敗を回避できることがあります。
(advanceでは初期設定に含まれています。)


▼お問合せ

画像に問題が見られないようでしたら、処理エラーの状況や異常処理と思われた理由などを明記いただき、システムサポートセンターまでお問合せ下さい。内容を拝見し、画像に原因があると推測されるケースでは、画像送付先をご連絡させていただきます。


▼画像をお送りいただく際の留意点

※VSRADシステムサポートセンターに画像をお送りいただく際は、必ず個人情報を削除した上でお送り下さい。
※個人情報が削除されていないデータは一切お受けできません。
・CD-Rなどメディア配送でお預かりした場合 ⇒ 返送させていただきます
・メールでお預かりした場合 ⇒ データ破棄させていただきます

▼個人情報にあたるもの  *個人が特定できるもの
・「氏名」、「生年月日」など
・「年齢」、「患者ID」「姓のみ」、「名のみ」、「イニシャル」など「施設名」と合わせることで個人を特定しうるものも該当します。

▼個人情報が記録されるもの
・DICOMファイルに記録されたヘッダー情報
・VSRADの処理で書き出されるxmlファイル
・画像データを格納した「フォルダ名」、画像「ファイル名」
・「処理結果レポート出力紙」、「処理結果レポート画像ファイル」
・その他、個人情報が表示された「画面キャプチャー」など


▼個人情報削除の方法

1.【DICOM画像(DICOM画像はVSRADに読み込めない場合などに確認します)】
DICOM画像は枚数が多く、ヘッダー領域に個人情報が記録され容易には個人情報が削除できないため、個人情報削除・書き換え、ファイル名の変更などが簡便にできるアプリケーション「Data Remover for VSRAD(R)」をご用意いたしました。
詳しくは「アップデート・補助ツール」ページ「Data Remover for VSRAD(R) のご案内」をご覧下さい。

※なお、個人情報削除方法についてさらに詳しい資料をご用意しておりますので、こちらをご参照ください。

2.【NIfTI画像(advance)】
(1) VSRADメニュー[ファイル]-[その他のフォーマット]-[NIfTI(VSRAD処理)を開く]
(2) ワークフォルダに、先頭が「_」(アンダースコア)で始まる同名ファイルで、拡張子が「nii」、「xml」と異なる2つのファイルがあることを確認します(※)。
(3) 拡張子が「nii」のファイルのみを別のフォルダにコピーし、e-mailまたはCD-Rでお送り下さい。
(4) 「ファイル名」にも名前など個人情報が含まれる場合はファイル名を変更して下さい。このとき、ファイル名以外は変更しないでください。
※ ファイルの拡張子が表示されない場合は、エクスプローラーのメニューから「ツール」-「フォルダオプション」の「表示」タブの詳細設定において、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して下さい。

例)
_○○○.nii → 個人情報を含まない ⇒ お送り下さい
_○○○.xml → 個人情報を含む ⇒ !送らないで下さい!
*「○○○」の部分がファイル名です。
*処理結果フォルダには、その他の名称のファイルも含まれますが、上記ファイルのみお送りください。


3.【ANALYZE画像(plus以前)】
(1) VSRADメニュー[ファイル]-[その他のフォーマット]-[ANALYZEを開く]
(2) ワークフォルダに、先頭が「_」(アンダースコア)で始まる同名ファイルで、拡張子が「img」、「hdr」、「xml」と異なる3つのファイルがあることを確認します(※)。
(3) 拡張子が「img」「hdr」の2ファイルのみを別のフォルダにコピーし、e-mailまたはCD-Rでお送り下さい。ただし、被検者脳表示のZスコアマップファイル(ファイル名の最後に「_Z_uw」または「_Z_ulw」が含まれるファイル)は、拡張子が「img」「hdr」となっていても個人情報が含まれるため、送らないでください。
(4) 「フォルダ名」、「ファイル名」にも名前など個人情報が含まれる場合はファイル名を変更して下さい。このとき、元が同一名だった「img」、「hdr」については、拡張子より前を同一名にして下さい。
※ ファイルの拡張子が表示されない場合は、エクスプローラーのメニューから「ツール」-「フォルダオプション」の「表示」タブの詳細設定において、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して下さい。

例)
_sample_normal_001.img → 個人情報を含まない ⇒ お送り下さい
_sample_normal_001.hdr → 個人情報を含まない ⇒ お送り下さい
_sample_normal_001.xml → 個人情報を含む ⇒ !送らないで下さい!
_swsi_sample_normal_001_Z_uw.xml ⇒ !送らないで下さい!
_swsi_sample_normal_001_Z_uw.xml ⇒ !送らないで下さい!
_swsi_sample_normal_001_Z_uw.xml ⇒ !送らないで下さい!